胆嚢のオマケ

科学的に証明されつつあり、今後は体全体に刺激を与え反射を促す漢方薬が、もっと見直されていくでしょう。 以上、生姜と漢方のお話でした。

 

 何かこう聞くと「生姜」が欲しくなります(笑)。ショウガオールジュースでも作ろうかな~。

 

 「胆管がんの原因」

 

 以前、胆管がんと印刷業に10年以上も従事していた人の関わりが話題になったことがありました。

 印刷業は機械の効率を上げるために24時間印刷し、騒音を漏らさないように換気の悪い閉めきった部屋などで仕事を行っています。しかも、1日に何度も、多い日は1000回近くも大型印刷機械のブランケット(原版の印刷インキを紙に転写する役目を果たすもの)を有機溶剤を使い、防毒マスクを使わないで洗浄していたという、大変な仕事です。

 胆管がん発症の原因物質としては、有機溶剤に含まれている「ジクロロメタン」や「1,2-ジクロロプロパン」が疑われています。

 呼気や皮膚からもこの毒が知らず知らずにとり込まれていったのでしょう。とり込んだ毒を体は何とかして肝臓で解毒し、分解し排泄しようとしていたに違いありません。ところが排泄しようとしても強力な毒のため、胆汁を十二指腸へ流す導管である胆管に溜まってしまい胆管に悪性腫瘍が発生したというわけです。血流が良ければ、もっと排泄が促されていたかもしれません。

 実は、私の住んでいる新潟県は胆管がんが多く発症しています。その原因は除草剤です。農薬の使用量が日本一ですから、新潟では田んぼのあぜ道にまで除草剤を使っているのでいつもあぜ道に生えている雑草は真茶色になっています。ところが宮城県(仙台)ではあぜ道には除草剤を使わないので、生えている草は緑色です。

 除草剤や農薬の解毒も有機物の解毒もミトコンドリアの多い肝臓で行って、終わると胆汁に捨てられて胆管がん、胆嚢がんの発症を招きます。決して印刷業ばかりが危険なわけではありません。危険な薬品からの防衛はどんな職業にも求められています。  以上です・・。

 

 わりと身近な怖いお話でした。彼も私も海も大地も・・み~んなつながっているのですから、防衛軍の「還元陶板浴」は頼りになりますよ~!

 

次回は「膵臓」です。食べたいですか~(笑)。  温王子でした・・・