進化とともにある新旧の免疫システム

変化を遂げざるを得ませんでした。 そこで、えらを退化させて、一部を進化させた胸腺にかえ、T細胞や進化したB細胞をつくりあげてきました。胸腺、リンパ節、脾臓で外部からの侵入者に対抗しています。

 若いころを担当するのは新しい免疫システムです。T細胞は骨髄の中の像血管細胞から生まれ、胸腺に入って分化成熟していきます。胸腺では外からの侵入者だけと戦う精鋭部隊を養成しています。

 胸腺の老化は早く10代半ばで最大となり、20歳を過ぎると急激に委縮、やがて脂肪の塊になります。大人になると、育成されるT細胞も減少、骨髄も脂肪化してB細胞も減少。リンパ節や脾臓も委縮します。老化によってリンパ球が持つ抗原抗体反応はなくなっていきます。

 そこで、年をとってから担当するのが古い免疫システムです。加齢とともに体内には老廃物質である酸化物質が溜まりやすくなり、交感神経が優位に働きます。ふえ過ぎた顆粒球が活性酸素を放出し、異常化した細胞ができやすくなります。 内部の異常を見わけて排除する古い免疫システムが活躍することになります。 

 新しい免疫系は外からの侵入者に、古い免疫系は体の中での以上に対応し、新旧2つの免疫システムを共存させ受け継いでいます。 以上です・・。

 

受け継ぐこと、まさにDNAですね~!これに対してムヤミニ干渉することは・・

いかがなことでしょうか?3年間のキャンペーンがムヤミニ干渉しないことを願います。

 

次回は「自律神経による白血球支配の法則」です! 温王子でした・・・