HSP最終章(マイルド加温療法とは)

分間全身を加温します。患者さんの体力、年齢によって時間の変化はあります。その後、電源を切り、ドーム型の加温装置をみぞおちまで下げ、下げた胸の部分にはタオルケットを載せます。みぞおちから下は加温装置に入れたままにして約10分間保温します。マイルド加温療法ではたくさん汗をかくので、保温後はしっかり水分を補給します。その後、局所加温が必要な場合は、局所加温用のhandytypeの遠赤外線加温装置で患部を加温することも有ります。マイルド加温初回は、汗が出なかったり、汗の少ない患者さんもおられますが、数回マイルド加温を実施するうちに汗が良く出るようになります。マイルド加温を続けることで体が温まりやすくなるのです。全身加温の還元陶板浴と瓜二つです。次回は大学病院での臨床研究について触れていきます。温王子でした・・・